昭和２４年初版　優生保護法と優生学の解説書

第一章　なぜ優生保護法は出來たか

第二章　どんな人に優生保護法は行はれるか
　甲　任意に妊娠中絶を行ひ得らるる場合
　乙　審査後初めて妊娠中絶を受け得られる場合

第三章　避妊法
　甲　一時的避妊法
　　イ　精子が膣内に入るを防ぐ法
　　　a　中絶交媾法
　　　　１　側外射精法
　　　　２　性交中斷法
　　　　３　壓迫による法
　　　b　コンドーム法
　　ロ　精子が子宮内に入るを防ぐ法
　　　a　化學的方法
　　　　１　洗滌法
　　　　２　避姙藥の性状及その使用法
　　　　　　ジェリー、錠劑、坐藥、撒布藥
　　　b　物理的方法
　　　　１　膣閉塞法
　　　　　　タンポン法、ダツチ、ベツサリー（横隔ペツサリー）
　　　　２　子宮膣部帽
　　　　３　精子が子宮腔内に進入するを防ぎ直接子宮頸管を閉塞
　　　　　する法　あるいは受精卵が子宮腔内に着床するを防ぐ法
　　　　　　子宮頸管ペツサリー、子宮腔内ペツサリー
　　ハ　排卵期を利用する禁欲法
　　ニ　ホルモン注射による不妊法、精液免疫法、藥物服用、授乳
　　ホ　子宮粘膜腐蝕法
　乙　永續的避妊法（不妊法）
　　イ　放射線照射法
　　ロ　手術によるもの
　　　　１　卵管切除法
　　　　２　卵巣剔出術
　　　　３　子宮剔出術

附録　その一　優生保護法
　　　その二　優生保護法施行規則