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著者 | 森本和男 |
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出版社 | 彩流社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784779115363 |
登録日 | 2022/09/24 |
リクエストNo. | 73459 |
リクエスト内容
近代日本における文化遺産の社会的な位置づけや制度の変遷など、国家と文化財の関係についての通史。
廃仏毀釈にはじまり、開発や占領による文化財の危機の歴史、また保護や活用の制度の在り方、社会的背景や思想について詳細な分析がなされている。
文化財の保存や活用に関して、必読の先行研究。
投票コメント
全1件
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文化財法の改正など、近年文化財の活用による地方活性化が本格化している。GOOD!1
一方で偽史の流布や学芸員身分の不安定化、活用による文化財の摩滅といった問題点も、しばしば指摘されている。
こうした問題は現代に始まったものではなく、少なくとも近代日本の当初から続いているものであるという意見を、よく目にする。
こうした問題を検討する上で、浩瀚な通史である本書が持つ意味は益々大きくなっているものと思える。しかしながら、ほぼ絶版となっており古書の値段は非常に高騰している。
是非とも再刊し、入手しやすくしてほしい。、 (2022/09/24)
読後レビュー
NEWS
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2022/09/24
『文化財の社会史』(森本和男)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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ネアロマ