訳されたものはそれほど古い本という訳ではないようなのですが、個人的な理由で新品の物が必要なのでどうしても読みたくてリクエストを致しました(柔軟剤臭へのアレルギーを発症してから中古の物は一切購入出来なくなったので。図書館の本もNGです)。
今のカウンセリングの礎を築いた方だそうで、患者をクライアントと称したのもこの方が初めてだそうです。クライアントに指示をしないスタンスで、傾聴もその一つで、クライアントが自ら成長するのを手助けするという事だそうです。その中でも「エンカウンター・グループ」というものがあり、自然発生的に出来たものも含めて、複数の人間がお互いを癒し刺激し合って成長していく仕組みに興味があってリクエストをしました。
それにしても、100年近く前にもうこの理論を確立されていた様ですので、人間関係の悩みは時代関係なく存在するのだなと思いました。
Wikipediaで読みましたが、カール・ロジャースという方は、自分の中に元から存在した愛と敬愛を表現する為の方法を探して紆余曲折をし、最終的にご自分のスタイルのカウンセリングという道にたどり着いた、という印象を受けました。本物なのだと感じました。ぜひ読んでみたいので、復刊をどうかよろしくお願いいたします！