民藝美学の基盤を浄土思想に求めた柳宗悦は、晩年独自の仏教美学の世界に到達した。本書には、仏教美学の四部作として知られる『美の法門』『無有好醜の願』『美の浄土』『法と美』を収めるとともに、この四部作への序ともいうべき「仏教美学の悲願」「仏教美学について」の2篇を併収。『南無阿弥陀仏』とならぶ晩年の傑作集。
（岩波書店ホームページより）

柳宗悦没後60年記念展で柳宗悦の思想に興味を持ちました。『南無阿弥陀仏』を読み感銘を受け、柳宗悦の仏教思想をもっと知りたいと思い復刊リクエストさせていただきました。