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歌うネアンデルタール

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得票数 4

著者 スティーブン・ミズン
出版社 早川書房
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784152087393
登録日 2021/06/17
リクエストNo. 71377

リクエスト内容

われわれの生活に欠かすことのできない音楽。この音楽は、いつごろ、どのようにして人類の歴史に誕生したのだろう。音楽は進化の過程でことばの副産物として誕生したというのが、これまでの主要な意見であった。しかし、ミズンは、初期人類はむしろ音楽様の会話をしていたはずだとし、彼らのコミュニケーションを全体的、多様式的、操作的、音楽的、ミメシス的な「Hmmmmm」と名づけた。絶滅した人類、ネアンデルタールはじゅうぶんに発達した咽頭と大きな脳容量をもち、この「Hmmmmm」を使うのにふさわしい進化を遂げていた。20万年前の地球は、狩りをし、異性を口説き、子どもをあやす彼らの歌声に満ちていたことだろう。一方、ホモ・サピエンスではより明確に意思疎通するために言語が発達し、音楽は感情表現の手段として熟成されてきたものと考えられる。認知考古学の第一人者として、人類の心の進化を追究しつづけるスティーヴン・ミズンが、太古の地球に響きわたる歌声を再現する。

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投票コメント

全4件

  • Amazonでプレミア価格を払って前書きを読んだ段階ですが、これはもっと世に広まるべき本だと感じました。
    研究者が記しただけあって出典が都度示されていて、しかし読みやすさと読み応えを兼ね備える良書です。
    読後にまたレビューします。 (2022/01/04)
    GOOD!1
  • 学生時代、言語学の授業の参考文献リストにあったが、読むことはできなかった。ずっと気になっていたので読んでみたい。 (2021/07/22)
    GOOD!1
  • 音楽と言語の関係。コミュニケーションにおける音楽の影響力の強さを学際横断的に述べられている本書は、しばしば、他の著者にも引用されている。まだ読んだこともなく、アマゾンの中古本はその人気からか、そこそこ高額になってきているために、手が届きにくい。ぜひとも復活してほしい。 (2021/06/17)
    GOOD!1
  • 古本が比較的高価で販売されており、いまだ需要があるため。 (2022/01/08)
    GOOD!0

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NEWS

  • 2021/06/17
    『歌うネアンデルタール』(スティーブン・ミズン)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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