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著者 | アライダ・アスマン |
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出版社 | 水声社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784891766511 |
登録日 | 2021/03/15 |
リクエストNo. | 70982 |
リクエスト内容
記憶術をはじめ、ニーチェ、アルヴァックス、ノラらの研究、シェイクスピア、ワーズワース、プルースト、ヴォネガットらの文学作品、キーファー、ボルタンスキー、カバコフらの現代芸術などを手がかりに、記憶研究におけるドイツの第一級の知性が、古代からデジタル時代に至る想起の文化史を概観し、想起の空間の多彩なパノラマを提示する。
第1部 機能("技"としての記憶と"力"としての記憶;記念の世俗化--メモリア、ファーマ、ヒストリア;シェイクスピアの史劇における思い出の戦い;ワーズワースと時の傷;記憶の箱;機能的記憶と蓄積的記憶--想起の二つの様態)
第2部 メディア(想起のメタファー;文字;イメージ;身体;場所)
第3部 蓄積装置(アーカイヴ;持続、腐朽、残存物--保存の問題と文化のエコロジー;忘却の休閑地における記憶のシミュレーション--現代の芸術家たちによるインスタレーション;苦難の宝としての記憶;アーカイヴのかなた)
投票コメント
全4件
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同訳者による、アライダ・アスマン『想起の文化』を読み、大変優れた本であると思いました。そのアスマンが理論的基盤の全体像を提起したと思われる『想起の空間』の翻訳が絶版であり、古本で6万円と、非常に高価になっていることが大変残念です。ぜひ、復刊をよろしくお願いいたします。 (2021/10/12)GOOD!2
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史学史を考える上で重要。あるいは最近はやりのアーカイブ論でも。重要なのに品切れでamazonマケプレでバカ値(6万円)がついている。困る。 (2021/09/27)GOOD!1
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内容について検索しました。大変興味深い本です。 (2021/08/28)GOOD!1
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想起について広範かつ深耕された論考。絶版で30,000円を超える希少本。個人の記憶にとどまらず、戦争をはじめとする日本の記憶を論じる上でも重要なもの。復刊を強く希望します。 (2021/05/03)GOOD!0
読後レビュー
タイトル | 価格 | サイト |
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想起の空間 | 8,800円 | アマゾン |
NEWS
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2023/10/24
『想起の空間』(アライダ・アスマン 著 / 安川晴基 訳)の注文を開始しました。 -
2021/03/15
『想起の空間』(アライダ・アスマン)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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