BOOK版紹介
大ヒット娯楽映画が、いつの間にか、ニッポンから消え去っていた。
1954年。「ゴジラ」の観客動員数960万人。現在の入場料に換算すれば、興行収入に137億円となる。
200万人動員でヒット作と言われる平成の世からすれば、別世界の出来事のようだ。
「ゴジラ」はニッポンがひたすら豊かになろうとしていた、夢大木楽天的な時代の申し子なのだ。
自らをゴジラの同級生と呼ぶ宝田明氏が、円谷英二監督、本多猪四郎監督をはじめ、さまざまなゴジラの創造者たちとの交流を通して、この時代を流れた娯楽スピリットのなんたるかを語りつくす。

MARC版紹介
「ゴジラ」はニッポンがひたすら豊かになろうとしていた時代の申し子だった。
自らをゴジラの同級生と呼ぶ著者が、様々なゴジラの創造者たちとの交流を通して、この時代を流れた娯楽スピリットのなんたるかを語りつくす。