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著者 | 大橋力 |
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出版社 | 岩波書店 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784000223676 |
登録日 | 2020/06/14 |
リクエストNo. | 69769 |
リクエスト内容
現代人が生きる都市の音環境は,現世人類が発祥した熱帯雨林と大きく異なる.自分には聞こえない音にこそ,脳への重要な働きがあるのだ.最先端科学が教えるところと,アフリカ,バリ島などで得た驚くべき音響工学的データにより,現在の音環境からの脱出が,文明を左右する重要課題であることを論証する.生涯をかけた渾身の労作.
第1部 脳にやさしい音を探る
第1章 音の学の組換え
第2章 約束された音環境
第3章 連続と不連続
第2部 言語・音楽と脳との乖離
第4章 言葉の脳
第5章 符号化された音楽の陥穽
第6章 「音楽」への再接近
第3部 遺伝子に約束された音を創る
第7章 非言語脳からのメッセージ
第8章 「約束の音」を目醒めさせた私的体験
第9章 知覚圏外の音
第10章 遺伝子に約束された環境のデザイン
結びの論考 「音と文明」の背景にある活性の構造について
文献・資料
著者略歴
大橋 力
1933年生まれ.東北大学卒.財団法人国際科学振興財団理事・主席研究員.文明科学研究所所長.情報環境学を提唱.山城祥二の名で芸能山城組を主宰.主著書・作品「情報環境学」,映画「AKIRA」の音楽.
投票コメント
全1件
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苫米地英人氏著の「音楽と洗脳」という本の中で、レコードからCDへ移行する経緯が記載されて、その中で本書が引用されており、興味を持ったため。 (2020/06/14)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2020/06/14
『音と文明 音の環境学ことはじめ』(大橋力)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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kizibato264