15 票
著者 | 青柳昌宏(あおやなぎまさひろ) |
---|---|
出版社 | 筑摩書房 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784480085290 |
登録日 | 2020/05/19 |
リクエストNo. | 69648 |
リクエスト内容
教員として初めて南極観測隊員に選ばれ、ペンギンの本格的な研究をした生物学者、青柳昌宏。一方で、日本の自然保護教育の担い手であり、1970年代前半、公害教育の側面が強調されていた環境教育に自然保護の考え方を取り入れる必要性を訴え、78年に日本自然保護協会で自然観察指導員の制度を作り上げた。盲学校在職中には、全盲の生徒への生物の授業の体系を作った。そんな著者が自らの豊かな体験を元に語る、自然を愛する人のための、自然を知るヒントに溢れた一冊です。
投票コメント
全15件
-
このコロナ自粛中,20数年前の先生の言葉を思い出していた。…野生生物生息地域に侵入し狭めていっている人間は,将来野生生物の中に潜んでいたウイルスに襲われることになるだろう…と。これから私達は自然をじっと見つめ直すことによって,自然と共生していく緩やかな世界にしていかなければならない。こういう考えを持たしてくださった「テオリア」を若い人達に是非読んで欲しい。 (2020/05/27)GOOD!2
-
情報化社会のおかげで、IT機器を使えばすぐに簡単に情報が手に入るようになりました。GOOD!2
その反面、身近な自然をじっと見つめる、触れるという機会は減ったのではないでしょうか?
自分の目で見て、体験して、考えることの大切さを教えられます。
今、読み直したい1冊です。 (2020/05/24) -
生活スタイルを見直す時期に来ているのかも…と感じるこの頃。GOOD!2
自然との関わりを優しい視点で読み解くこの本をたくさんの方に手に取っていただきたいと思います。
じっと見る
時間とどう過ごすか、この本が考えるきっかけになればと思います。 (2020/05/19) -
ペンギン研究の第一人者の著者が、自然をめぐる様々な体験をつづりながら、自然観察の基本、「五感を働かせてじっと、よくみること」を説いた本。南極でのペンギンの観察(日本隊とニュージーランド隊の一員として南極に行っている)に見られるような様々な体験が、とても豊かで興味深く、今、自然に接する人、特に若い世代の人たちに読んでもらいたいと思いました。出版されてから20年以上ですが、その考え方は、全く古さを感じさせません。コロナ後の世界、地球の自然環境への接し方を今一度考え直さなくてはいけない今こそ、是非復刊してほしい一冊です。 (2020/05/19)GOOD!2
-
かつて読みましたが大変感銘を受けました。是非とも復刊を希望します。 (2020/05/31)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
-
2020/05/24
『テオリア-自然を知る50のヒント』が10票に到達しました。 -
2020/05/19
『テオリア-自然を知る50のヒント』(青柳昌宏(あおやなぎまさひろ))の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
あちゅう-