| 著者 | イヴァシュ・キェヴィッチ |
|---|---|
| 出版社 | 岩波書店 |
| ジャンル | 文芸書 |
| ISBNコード | 9784003277713 |
| 登録日 | 2020/02/23 |
| リクエストNo. | 69351 |
傑作。情景描写がとても優れており聴覚や視覚に強く訴えてくる。映画にしたくなるのがよくわかる。 17世紀フランスの「ルーダンの悪魔憑き」が題材で、事件前半の教区司祭の火刑の後の後半部に絞り込んでいる。 祓魔師スーリンと院長ヨアンナを中心に据え、群像劇にしていることで物語は立体的になり、聖と俗が対比され、信仰や神学といった観念的なものの理解を助ける。 実質上の主人公はヨアンナよりはスーリンなのだが、それ以外の人物の造形が素晴らしく魅力的で、彼らの存在がスーリンの心情描写の役割を果たし、衝撃的な結末に繋がる。
投票コメント (全3件)
2020/03/29
2020/03/29
2020/03/06
2020/03/06
2020/02/23
2020/02/23