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著者 | 倉都康行 |
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出版社 | 筑摩書房 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784480064288 |
登録日 | 2020/02/05 |
リクエストNo. | 69293 |
リクエスト内容
国際金融はリアリズムの世界である。そこでは国家の思惑がぶつかりあい、さまざまな「力学」が交差する。大航海時代の15世紀も、ロスチャイルド家が活躍した19世紀も、人民元やオイルマネーが跋扈する21世紀も、その構図はさして変わらない。むしろ、サブプライム禍以後、市場では国家の役割がいっそう大きくなりつつある。もはや金融は、国家プロジェクトなのである--。
国家はどのように金融に関わってきたのか。規制と自由はいかにバランスされてきたのか。歴史を振り返り、日本の金融のあるべき姿を考える。
(筑摩書房ホームページより)
目次:
第1章 金融力の競争時代 -金融と国家の位相
軍事力と金融力
金融は有益な機能なのか ほか
第2章 国際金融の力学 -どのように発展してきたか
国際金融はどのように始まったのか
資金はどのように資本化されたか ほか
第3章 金融の現代史 -国家は推進力になりうるか
国際金融危機はどう切り抜けられたか
米国による金融の制度設計 ほか
第4章 金融力拡大戦略 -各国は金融をどう捉えているのか
日本の失敗から学ぶ中国
スイスはなぜ金融立国となったのか ほか
第5章 日本の金融力再考 -金融戦略に無関心な日本
「金融鈍感力」の大きな弊害
制度設計力の重要性 ほか
投票コメント
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買い忘れた間に売り切れになったため (2020/02/05)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2020/02/05
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さとやんさん