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著者 | 鈴木道彦 |
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出版社 | みすず書房 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784622010869 |
登録日 | 2020/01/05 |
リクエストNo. | 69166 |
リクエスト内容
「本書は今から二十年余り前に刊行された私の最初の回想記である。長らく絶版になっていたものだが、このたび新装版として蘇ることになったのは、いろいろな意味で私には実に嬉しいことである。それというのも最近二、三年のあいだに、私はここに書いたことと関連した過去が次々と戻ってくるような経験をして、何度も戸惑いと驚きを覚えたからだ。それは、忘れていた事実が何かのきっかけで不意に思い出されるという、あの無意志的記憶のことではない。よく憶えている事柄だけれども、自分がこの世界から消えていくときまでもうふれずにおいてもよいだろう、と考えていたような過去の事実や行動が、他人の目にとまって発掘されたり、他人の思い出のなかで蘇ったりして、それがあらためて話題にされ、向こうから近づいて来たのである。しかもそのようなことが毎年のように起こったのだ。」(あとがきより)
プルースト『失われた時を求めて』の個人訳を成し遂げた著者が、かつて状況に身をおいた体験を語った名エッセイ。鏡のように本書を照らす『越境の時』の刊行に際し、装を新たにふたたび世に問う。
ーみすず書房ホームページより。(2007年新装版の紹介)
2020年1月現在、品切中です。(アマゾンに八千円以上する中古がありますが、もとの値段は三千円です)
是非復刊していただきたく、お願い申し上げます。
投票コメント
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仏文学者のみた当時のフランスの様子や、異郷での暮らしにおける悲喜こもごも、出会った人々についてなど、興味深いお話が読めるのではないかと思います。 (2020/01/05)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2020/01/05
『異郷の季節』(鈴木道彦)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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krtkova