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著者 | テオドール・フォンターネ/佐藤新一訳 |
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出版社 | 弘文堂書房(世界文庫) |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2017/11/21 |
リクエストNo. | 66009 |
リクエスト内容
昭和15年刊。副題『アルトマルク地方誌より』。舞台は17世紀ドイツの町タンゲルミュンデ。死別した生母がカトリックだった故に、異母兄夫婦に冷遇される純粋な少女グレーテ。冷たい家庭に耐えきれず、ある日幼なじみの恋人ヴァルティンと共に出奔する。しかし若い二人は貧窮に陥り、ヴァルティンはグレーテと幼い子どもを残して病死する。グレーテは故郷に戻り異母兄に救いを求めるが、冷酷な拒絶に遭う。絶望したグレーテの魂は罪業に囚われ…
美しい描写に彩られた悲劇の名作。忘れ去られるのがあまりに惜しい名編なので、是非復刊してほしい。
投票コメント
全1件
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フォンターネの知られざる名編。悲劇にもかかわらず、美しい描写が全編を貫いている。純粋な少女グレーテの魅力もさることながら、この時代の息吹きが生き生きと伝わってくる。 (2017/11/21)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2017/11/21
『或る少女の一生 グレーテ・ミンデ』(テオドール・フォンターネ/佐藤新一訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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弥生丸