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シリウス

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得票数　7票

著者	オラフ・ステープルドン著／中村能三訳
出版社	早川書房
ジャンル	文芸書
ISBNコード	9784150101916
登録日	2017/01/29
リクエストNo.	64624

リクエスト内容

天才的生理学者トレローンの高等動物の脳に関する研究は、めざましい成果をあげていた。そしてついに恐るべき創造をー神にしてなしうる業績をあげたのだ。シリウスと名づけられたその犬は、人間に匹敵する知能を有し、しかも同じような情緒と感受性を持ちあわせていた。だが皮肉なことにこの業績によって、彼の娘は悲劇の淵につき落とされるべく運命づけられてしまったのだ！　SFを人類文明の客体的認識のための形式として用い、現代SFの創成期にあってもっとも重要な作家と評されるオラフ・ステープルドンが、愛と知性の問題をするどく問うた名作！

投票コメント

全7件

人気順新着順

Ｈ．ＹＡＭ

世界SF全集6巻に所収されていました。人間と同じレベルの知能を持った牧羊犬の物語。もはや擬人化した犬の話など巷間にいっぱいあふれていますが、そこは哲学者、犬として人間との葛藤や苦悩等が細かに描かれています。1934年の作品。 (2019/09/05)
GOOD!1
スキャンプ

知性を持った犬との交流、知性を持ったが故の悲しみが書かれています。 (2024/06/12)
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サダルメリク

オラフ・ステープルドンの作品は映画化や復刊により近年再評価されているが、本作品はいまだ絶版のままである。猫SFに比べれば光が当たることの少ない犬SFとして復刊を望む。 (2023/03/28)
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LEICA33

古本が手に入りにくいため価格が13000円と不当な高価がついているため。 (2023/01/09)
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nsawa

手元に置きたいです (2021/08/05)
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