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| 著者 | ジョン・テイラー・ガット |
|---|---|
| 出版社 | 成甲書房 |
| ジャンル | 専門書 |
| ISBNコード | 9784880862033 |
| 登録日 | 2017/01/25 |
| リクエストNo. | 64586 |
リクエスト内容
30年間公立校の教壇に立ち、ニューヨーク州最優秀教師賞にまで輝いたガット先生が「義務教育」が真に求めるものを見つけた。義務教育は子どもたちに「チャイムによる思考中断」「クラス分け」「無関心」「感情的な依存」「知的な依存」「条件付きの依存心」「監視」を強いている。そんな教育に順応した子どもは「大人の世界に無関心」「集中力が長続きしない」「未来に対する認識に乏しい」「歴史に関心がない」「他人に対して残酷になる」「親しさや正直さを拒絶する」「物質主義的になる」「依存的、受け身、新しい挑戦に臆病」といった人間になる。米国にフリースクール旋風を巻き起こしたベストセラー、待望の邦訳。
投票コメント
全2件
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令和日本の教育は、まさにこの書籍の指摘する通りです。GOOD!0
日本の教育はヨーロッパとは違い、児童生徒が自主的に考える力を恣意的に奪っているような気がします。日本の教育は「民間企業に都合の良い企業戦士養成所」であるためです。それゆえ学習と無関係な校則で束縛して理不尽(≓経営者や上司の傲慢)に耐える訓練をさせ、体育で競争をさせて将来の営業マンの訓練をさせています。そしてこれらの理不尽な教育に耐えられない子ども達に落ちこぼれのレッテルを貼って引き篭りへと“追いやって”います。
詰め込み教育を改善しようという試みであった「ゆとり教育」は単純に量を減らせば良いという短絡的な発想で作られたため、子ども達の学力を落としただけでした。その反動から令和の子ども達は過酷な義務教育に晒されています。さらに悪いことに教師のブラック職種化により教師の質が低下して、子ども達が低質な教師による犯罪の被害者にまでなっています。
全体主義的な保守右翼思想が蔓延する令和の今こそ、この書籍を復刊させて日本の義務教育を「自主性や思考力を伸ばす教育」に正すべきである。 (2025/11/12) -
義務教育の欺瞞に対する著者の考え方を知りたいから。 (2017/01/25)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2017/01/25
『バカをつくる学校』(ジョン・テイラー・ガット)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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どりぃむらんど