23 票
著者 | 森田裕子 |
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出版社 | ぺらだん |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784906668441 |
登録日 | 2016/11/28 |
リクエストNo. | 64250 |
リクエスト内容
筆者がフランスの前衛サーカス=シルク・イシの旅公演に同行したときのルポ、サーカスについての考察
復刊ドットコムスタッフ
フランスのサーカス・アーティスト ジョアン・ル・ギエルムが旗揚げした、独創的なサーカス「シルク・イシ」。著者がこのサーカスの旅公演を追いながら、アートの体験と、サーカスの変遷、それを取り巻く状況などを真摯にみつめた一冊です。2005年刊。
サーカスを知る上で重要な本書に、一度読んでみたいと多くのリクエストが寄せられています。
投票コメント
全23件
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劇団どくんごが、個々の生活を引き払って、連年の長期テントツアーに漕ぎだすきっかけとなった大切な本です。GOOD!3
サーカスを取り巻くフランスの文化政策状況やそれに対する作者の感想など、興味深く考えさせられることの多い本ですが、それ以上に生活とともにある公演や作業風景や移動する旅の空気が詩情豊かに伝わってくる貴重な本。ぜひ復刊して欲しいです。 (2016/12/02) -
この本によるシルク・イシの実践の記録とサーカスなるものの考察によって、サーカスに限らずダンス、演劇などの現代における前衛的な舞台表現のヒントを得た表現者は少なくない。わたし個人もまたその一人である。GOOD!3
文章は詩的な表現も多く、読み物としてもたいへん上質。
今後とも知人友人に勧めていきたい。 (2016/11/28) -
サーカスの変遷、辿ってきた歴史と考察が興味深いのは勿論のこと、光る言葉が、たくさん、ちりばめられていました。今までみてきたあらゆる表現(「表現」という言葉を選ぶことが最も相応しいかと悩みつつ…)と運命的に出会ったとき、特に、この本を勧めてくれ貸してくれたひとたちの時間に出会ったときの、多くの歓びやひらめきやきらめきを思い出す。そういう眩い感覚がうまれることについて、考える。そうして、自分が生きることについて、想う。生きるヒントをもらった気分!復刊を、希望します。 (2016/12/04)GOOD!1
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表現における世界で、に限らずGOOD!1
人として、私にとって 魅力ある素敵な人物が、
これを薦めてくれたから。
幼い頃からサーカスの人になりたいとずっと思ってきて、
今もその気持ちが変わらないから。
新しいヒントを得たいから。 (2016/11/30) -
この文章の持つ、寄り添っていても熱っぽくならない語り口は、取材対象自体の特異性・独自性もあいまって、奇妙な現実浮遊感を与えてくれる。一国の文化政策などを論じている部分があるにもかかわらず、全体が一つの大きな物語に見えてくる。視点が鮮明なのだと思う。 (2016/11/29)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2016/12/02
『内側の時間 旅とサーカスとJ・L・G』が10票に到達しました。 -
2016/11/28
『内側の時間 旅とサーカスとJ・L・G』(森田 裕子)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
五月