27 票
著者 | スティーヴン・ミルハウザー |
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出版社 | ベネッセコーポレーション |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2000/06/14 |
リクエストNo. | 642 |
リクエスト内容
瞳の色、唇の形、耳のひだに至るまで、ひとつひとつ詳細に思い描くことによって造り上げた幻影の女性、オリヴィア。彼女がもたらす甘美な呪いを描く「ロバート・ヘレンディーンの発明」『不思議の国のアリス』のパロディ「アリスは落ちながら」他、現代アメリカ文学の新鋭ミルハウザーによる10の煌めく短篇を収録。
投票コメント
全27件
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最近ミルハウザーを知り、ミルハウザーを読んだことのある人々がGOOD!1
絶賛しているのをたくさん聞きとても興味をもちました。
不思議の国のアリスが好きということもあって是非「アリスは落ち
ながら」を読んでみたいです (2002/01/18) -
以前、大好きな作家さんから推薦して戴いて「読んで御覧」と言GOOD!1
われて読んだのがきっかけでした。 ミルハウザーの文章は作品
のように美しく、また空想の世界の広がりと可能性に満ちてい
て、世界中のどこをさがしても同じようなものはみつかりませ
ん。 特にこの本は秀逸な作品が多く、表題作の『バーナム博物
館』はずば抜けて秀逸な作品だと思います。ですが読んだ時は既
に絶版になっており、何処を探しても古本屋を覗いてもありませ
ん。 薦めて頂いた方との思い出もあり、とても思い入れのある
一冊です。そしてなにより、ずっと手許に置いて、時々あの世界
へ行ってみたいと強く願います。 (2002/01/18) -
これは代表作だと思います。GOOD!1
世界幻想文学大賞(短編部門)受賞の「幻影師、アイゼンハイム」をはじめ、初めてミルハウザーの世界に触れた私をいっぺんに魅了した、まるで多面鏡の中で乱反射する世界を見るかのような「アリスは、落ちながら」、雨の中でもう一歩も歩きたくなくなるようなあの気分を、日常的・そして幻想的な設定の中に見事に再現した「雨」、多様な見世物が人の何かを求める気分そのものを映し出す「バーナム博物館」etc,etc ........
正しく残されてしかるべき、美しい本だと思えます。 (2001/08/13) -
最近ミルハウザーにハマったのだが絶版が多いため。 (2023/05/13)GOOD!0
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ミルハウザーは中編小説が魅力的な作家です。長編の『エドウィン・マルハウス』が文庫化されたのに、こちらは絶版では悲しいです。ぜひ復刊をお願いします。 (2018/02/18)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2002/08/07
『バーナム博物館』販売開始しました! -
2000/06/14
『バーナム博物館』(スティーヴン・ミルハウザー)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
orugan