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著者 | カール・ブルノー・レーダー |
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出版社 | 原書房 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784833412230 |
登録日 | 2016/01/27 |
リクエストNo. | 62990 |
リクエスト内容
ドイツ人劇評家・著述家による1982年の書物。『死刑物語‐起源と歴史と犠牲者』(1980)に続き、『独裁者の研究‐歴史に学ぶ権力の秘密と手口』(1983)へと繋がる3部作の2作目。
歴史的事象・史実を綿密に捉え、且つ無味乾燥な事実の羅列に陥ることなく、劇評家らしく鮮やかに人類の歴史の断面を描写している。「死刑」に対しても「戦争」に対しても「独裁者」に対しても明確に反対の立場を示し、批判を展開しているが、同時に民主主義の脆弱さを浮き彫りしている。
投票コメント
全1件
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1980年代に書かれた書物でありながら、現代でも民主主義の弱点や人間の残酷さなどの問題を考える際のヒントが多く含まれており、なおかつ、歴史の読み物としても十分に堪能できる。 (2016/01/27)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2016/01/27
『戦争物語―人類に平和が保てるか』(カール・ブルノー・レーダー)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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