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| 著者 | J・G・A・ポーコック(田中秀夫訳) |
|---|---|
| 出版社 | みすず書房 |
| ジャンル | 専門書 |
| ISBNコード | 9784622034902 |
| 登録日 | 2015/06/05 |
| リクエストNo. | 61958 |
ポーコックは〈シヴィック・ヒューマニズム〉――ギリシャ・ローマの都市国家を支え、マキャヴェリによって再び発掘された共和制の精神――の伝統を再評価し、政治思想史の大がかりな読みかえの枠組みを提起したことで知られる。思想史研究、思想史方法論、イギリス史の再検討という3つの領域にわたる彼の革新的で斬新な成果は、本書の18世紀イギリスの政治思想史をめぐるエッセイにおいても、その十全な展開を見せるであろう。
本書をつらぬく基本的なモチーフは、近代の商業社会の抬頭に伴う〈ヴァーチュー(徳)〉から〈マナー(作法)〉への重心移動である。ことに、徳と権利の概念を対比して、作法の概念の成立との関連で商業文明の積極面を論じた第2章、動産の概念の成立と18世紀の社会学を広く展望した第6章は、発表以来その大胆な問題提起で注目を浴びている。ヒューム、ギボン、タッカー、バークといった思想家の言説を解読して進められるそれらの議論は、序章で展開される方法の革命――言説史の方法――とあいまって、刺激的である。現代の文明社会をも射程に入れる広く深い独自の視点をもった画期的な思想史研究。
本書をつらぬく基本的なモチーフは、近代の商業社会の抬頭に伴う〈ヴァーチュー(徳)〉から〈マナー(作法)〉への重心移動である。ことに、徳と権利の概念を対比して、作法の概念の成立との関連で商業文明の積極面を論じた第2章、動産の概念の成立と18世紀の社会学を広く展望した第6章は、発表以来その大胆な問題提起で注目を浴びている。ヒューム、ギボン、タッカー、バークといった思想家の言説を解読して進められるそれらの議論は、序章で展開される方法の革命――言説史の方法――とあいまって、刺激的である。現代の文明社会をも射程に入れる広く深い独自の視点をもった画期的な思想史研究。
投票コメント (全3件)
2022/12/26
2022/12/26
2020/10/16
2020/10/16
2015/06/05
2015/06/05