本書の【内容】

マルクス主義経済学者、共産主義者。弾圧下に飽くまで学問的良心を守り抜くひたむきな生涯描く

（吉川弘文館ホームページ「河上肇」のページより）

本書の【目次】

目次
はしがき
第一 ふるさと山口県
一 河上肇博士の魅力
二 幼年時代
三 少年より青年へ
四 山口高等学校時代
第二 東京帝国大学学生時代
一 上京と大学生活
二 「聖書」と山上の垂訓
第三 大学を卒業して
一 経済学研究に志す
二 『日本尊農論』
三 バイブルとトルストイ
四 『社会主義評論』
五 「無我苑」
六 『人生の帰趣』
七 『日本経済新誌』の創刊
八 社会主義とマルクス人物観
第四 京都帝国大学教授時代
一 大学講師
二 『時勢之変』
三 『経済と人生』
四 留学
五 教授として
六 『貧乏物語』
七 マルクス主義への道
八 論争史概観
九 唯物史観に関する自己清算
一〇 京都帝大教授辞任
一一 マルクス主義経済学研究の成果
第五 政治的実践
一 書斎より街頭へ
二 「新労農党」
三 「日本共産党」入党
四 儚かりし地下時代
第六 河上博士の人生哲学
一 博士の宗教論
二 『獄中贅語』
三 特殊なマルクス主義者
四 「非転向」のマルクス主義者
第七 獄中・獄外
一 『獄中独語』執筆前後
二 出獄まで
三 晩年-閉戸閑人
四 敗戦と死
あとがき
略年譜
主要参考文献
口絵
ふだん着姿の河上肇
河上肇の家族
法然院の歌碑

（「国立国会図書館デジタルコレクション」より）