海の生き物の出てくる絵本をインターネットで調べていて、この本を知りました。

著者の方は元ダイバーで、２００６年に発行された「かくれんぼをしたシマハギ」なら現在も購入できるのですが、絵本ナビで「かくれんぼをしたシマハギ」のレビューを読むと…

「元ダイバーの作者だからこそ描ける、美しい海の色、のびのびと泳ぐ魚たち。子どもたちに、本物の海の中を見せてあげたい！そんな作者の思いから生まれた作品です。」

「海の中を泳ぐ他の魚たちや、珊瑚のゆらゆらしてる様子、海の青さも本物です。水族館の中にいるような気分がしてとっても楽しめました。」

等書かれているので、「ぼくがのぞいたうみのなか」も同様に、生き生きとした絵で海の中が表現されているものと思われます。

また、聖愛幼稚園（たまたま検索で見つけました）のＨＰでこの本がおすすめ絵本の１つとして紹介されており、内容が一部だけ転載されていたのですが、やはりとても良さそうな感じでした。

内容部分は割愛し、紹介者の文章を一部引用させて頂きます。

「1984年6月の絵本です。今回、こぐま社の編集の方とお話しました。作者の永原達也さんは、海が大好きな方でその世界をどうしても子供たちに伝えたいとの思いで作られたそうです。大好きなだけに、その豊富な経験から磯遊びの方法がとても詳細に専門的に描かれています。海に行くというと、海水浴と思ってしまいがちですが、磯遊びの面白さはまた格別です。ただ、楽しむためには、相当な準備と知識が必要であることが、この絵本でもよくわかります。海好きのお父さんにとっても、大事な一冊になることと思います。
（中略）
こんな素敵な絵本ですが、こぐま社の話では現在品切れ中で、再版の予定もないとのことでした。とても残念ですが、ぜひ図書館等で手にしてほしい絵本です。」

しかし、図書館検索で探しても、近隣の図書館には置いていないようでした。こぐま社にも問い合わせましたが、「お問い合わせの絵本は、現在のところほぼ再版する予定はなく、（断言はできませんが）絶版といってもいい状態となっております。」とのお返事でした。

このような“本物”の絵本をぜひ我が子に読ませたいし、海が大好きな自分も読んでみたいです。

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