1 票
著者 | 上野英信 |
---|---|
出版社 | 岩波新書 |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2014/08/23 |
リクエストNo. | 60630 |
リクエスト内容
産業構造の変化を背景に、日本の産業化を支えた炭坑の実態に、消滅してしまうギリギリのタイミング
で克明に迫ったルポ。難しい理屈はなく、徹底したルポであるため、その悲惨さや辛さが、読んでいて物
理的に痛いほど。
いったい労務管理側は、どうしてかくも鬼のような振る舞いが可能だったのか、悲惨な実態 + 監督側の鬼っぷりは、一時期の外国人労働者の件や、近年の非正規
労働の問題(いや正社員だって過労死寸前とかも含めて)が即座に連想される。
投票コメント
全1件
-
蟹工船が労働問題でしばしば話題になるが炭鉱夫の悲惨な現実があらわになり蟹工船とは違った下層労働層の悲惨な現実を浮き彫りにしている。今抱えている労働問題そのもの、多くの人に読んでもらいたい。 (2014/08/23)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
-
2014/08/23
『追われゆく鉱夫たち』(上野英信)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
アエルトンくま