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著者 | 高木俊朗 |
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出版社 | 文藝春秋社(文春文庫) |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784167151096 9784167151102 |
登録日 | 2014/07/01 |
リクエストNo. | 60356 |
リクエスト内容
多くの在留邦人と将兵が無残に死んでいったルソン戦の最も優れたルポルタージュである。日本軍がマニラを放棄し,北のバギオに拠点を移したことにより,急峻な山を切り開いた国道周辺が米軍の主攻勢面となった。日本軍は徐々に部隊の連絡も失い,北の山岳地帯に餓兵の群れとなって後退していく。その期間はガダルカナル戦よりもレイテ戦よりも長く,個々人の裸の本性を残酷に示すことになる破断界を語るのはあまりにつらい経験であった。
著者は当初最後の山岳戦まで書き切る計画であったが,完成したのは前半の国道攻防戦のみである。
投票コメント
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存在は知っていたがいつでも手に入ると思っていた。GOOD!1
自費出版が復刊(事実上再編集)された「戦争と戦う -憲法学者・久田栄正のルソン戦記」を読み,この本「ルソン戦記」が資料的にも優れたものであることを知った。 (2014/07/01)
読後レビュー
NEWS
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2014/07/01
『ルソン戦記―ベンゲット道<上・下>』(高木俊朗)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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casablanca311