本書の【目次】

一 明治文化史上の新島
二 生いたちとその環境 天保一四年(一八四三)一歳-安政四年(一八五七)一五歳
1 誕生
2 新島家の家風
3 安中藩の気風
三 日本の先覚者たらんと 安政四年(一八五七)一五歳-元治元年(一八六四)二二歳
1 蘭学の研究
2 航海学の修得
3 キリスト教への憧憬
4 函館遊学
四 米国へ密航 元治元年(一八六四)二二歳-慶応元年(一八六五)二三歳
1 決死の母国脱出
2 函館からボストンへ
五 滞米中の勉学 慶応元年(一八六五)二三歳-明治四年(一八七一)二九歳
1 新生の援助
2 フィリップス中学の生活
3 アマースト大学の学生生活
4 アンドヴァー神学校での修学
5 帰国の公許
六 岩倉大使一行の先導 明治四年(一八七一)二九歳-明治六年(一八七三)三一歳
1 禁教高札撤廃と新島の努力
2 欧州教育事情の調査
七 帰国への道 明治六年(一八七三)三一歳-明治七年(一八七四)三二歳
1 在米再度の修学
2 ラットランド大会の反響
3 郷里の安中へ
八 伝道と新教育事業の開始 明治七年(一八七四)三二歳-明治九年(一八七六)三四歳
1 関西地方の教派の動向
2 新島と教派合同問題
3 校地を神戸に
4 校地設定の難関
5 京都に校地の設定
6 官許同志社英学校の設立
7 熊本バンドの編入学をめぐって
8 京都を伝道の基地として
九 理想実現の第一歩 明治一〇年(一八七七)三五歳-明治一四年(一八八一)三九歳
1 新しい女子教育をめざして
2 学校財政の課題
3 第一回の卒業式
4 校長自責事件とその時代
5 師弟一体の伝道の発展
一〇 教勢飛躍の最高の牽引者として 明治一四年(一八八一)三九歳-明治一七年(一八八四)四二歳
1 仏教徒に対する大反撃
2 同志社大学設立旨趣の発表
3 明治専門学校設立趣旨の発表
4 新島の遊説と各地教会の創立
（後略）

（「国立国会図書館デジタルコレクション」より）