2 票
著者 | 山崎 正和 |
---|---|
出版社 | 筑摩書房 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784480090836 |
登録日 | 2013/09/15 |
リクエストNo. | 58580 |
リクエスト内容
情報化や国際化が一段と進み、文化や文明が本質的な変貌をとげたかのように見える現代。この歴史の曲がり角で日本人は、どのように自らを表現し、生きていけばよいか。世の中の流れの中で立ち止まり、日本の歴史や伝統文化の諸相を見つめ直すところから始めてみよう。「鹿おどし」と「噴水」を比較して日本独自の時間や空間における志向を分析した「水の東西」、自らを正確に分析し適切な自己表現を得ることで真の国際化をめざす「鹿鳴館と神風連のあいだ」など、透徹した思考に支えられた文明批評・日本文化論。高校生にもぜひ読んでもらいたい一冊。以上、アマゾンより。 80年代の生き方に展望を与えた文明評論集。1970年代後半、人々は高度成長に明け暮れた60年代と石油危機を体験した70年代との違いに戸惑いを感じていた。77年発行のこの本はこの連続する二つの十年の隔たりを埋め、再確認した。筆者は、生きることを自己表現と規定し、人生に関して積極的に表現することがよく生きるための本質的な知恵であることを示した。書名にも時代認識と考え方が示されている。幅広い視野と、卓越した見識、柔軟な思考によって日本の課題をを喚起し続ける筆者の代表作。
投票コメント
全2件
読後レビュー
NEWS
-
2013/09/15
『混沌からの表現』(山崎 正和)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
瀬衣