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著者 | 有坂蓉子 |
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出版社 | 講談社 |
ジャンル | エンタメ |
ISBNコード | 9784062725439 |
登録日 | 2013/07/20 |
リクエストNo. | 58194 |
リクエスト内容
富士塚を初めて紹介した一冊。著者の有坂蓉子さんは美術家であり富士塚の研究者。実際に自分が通いつめた(いまもその日常は続く)視点から、東京を中心に数多く残る富士塚を紹介しています。富士山への信仰は古からありましたが、江戸時代あたりから、富士山は拝む山から登拝する山へかわり、富士講と呼ばれる人たちが誕生しました。そういう人たちが自分たちの暮らす町に作ったのが富士塚。古い塚や丘を基礎にしたり、土を盛ったりして、墨石と呼ばれる富士山の熔岩を配置して作った、身近にある、気軽に登れる富士山。いまも毎年7月1日前後にお山開をしているところも。富士山信仰の解説から、富士塚の紹介まで。この本を片手に富士塚巡りもおすすめ。『富士塚ゆる散歩』が第2弾として出版されていますが、1冊目のこちらのディープさが、わたしはとても好きです。
投票コメント
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これまで富士塚について紹介した本はありませんでした。ガイドブックとしても使えますが、富士塚の資料としても価値があり、これを越える本は、なかなか出てこないと思います。有坂さんの富士塚本第2弾として『富士塚ゆる散歩』という本が出版されています。1冊目の『ご近所富士山の「謎」 富士塚御利益散策ガイド』の方にかなりのボリュームと熱意を持って書かれていらっしゃるため、2冊目は手軽に読める本として書かれているように感じました。それはそれでよいのですが、やはりこの本を復刊して、書店の富士山コーナーや富士山グッズを置いているお店などにこれからずっと置かれ続けることを願います。 (2013/07/20)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2013/07/20
『ご近所富士山の「謎」 富士塚御利益散策ガイド』(有坂蓉子)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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ayuchi