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著者 | 三浦銕太郎 |
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出版社 | 東洋経済新報社 |
ジャンル | 専門書 |
登録日 | 2013/06/17 |
リクエストNo. | 57944 |
リクエスト内容
ルネッサンスから宗教戦争を経てフランス革命にいたる人類の惨禍こそは近代精神を生み出す陣痛であった。近代的個人主義の結果として自由主義経済と国民国家が生み出され、経済的自由競争は独占資本主義を生み出し、国家間の自由競争は帝国主義を生み出した。その結果として第一次大戦と第二次大戦の大破局を迎えることになった。戦後の進路として修正資本主義と国際協議態勢を提起する、戦時中に書かれたとは思えないすぐれた警世の書。
投票コメント
全1件
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近代精神が誕生するには、全ヨーロッパに激しい災厄をもたらした宗教戦争という陣痛を経なくてはならなかった。しかし、自由主義が発展すれば独占資本主義と帝国主義の弊害に陥らざるをない。二度の世界大戦を経て、個人の自由を尊重しつつ、弱肉強食の無政府状態に陥らないためにはどうすべきなのか、戦時中に書かれたとは思えないすぐれた歴史書。ぜひ復刊を希望します。 (2013/06/17)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2013/06/17
『世界転換史』(三浦銕太郎)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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フンフン