2 票
著者 | クリフォード・ストール |
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出版社 | 草思社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784794204301 9784794204318 |
登録日 | 2013/01/28 |
リクエストNo. | 57077 |
リクエスト内容
発端は75セントだった。研究者のコンピュータ・システムの使用料金合計が75セントだけ合致しない。天文学研究のかたわら、新米のシステム管理者となった著者の初仕事が、その原因の究明だった。どうせプログラムのミスさ、と軽い気持ちで調査するうちに、正体不明のコンピュータ・ユーザーが浮かび上がってきた。―ハッカーだ。誰かがコンピュータに侵入している。しかもこのハッカーは、研究所のコンピュータを足場に、国防総省のネットワークをくぐって各地の軍事施設や基地のコンピュータに侵入し、陸軍のデータベースを読みあさって、CIAの情報にまで手をのばしている。この電子スパイの目的は何か。どこからどうやって侵入しているのか。そしてその正体は?世界中に報道された国際ハッカー事件。そのハッカー相手に孤軍奮闘した若き天文学者がみずから書き下ろした、電子スパイ追跡ドキュメント。
投票コメント
全2件
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インターネットが「誰もが使える」ものになった今こそ、是非とも読んでほしい名作です。GOOD!1
システムに侵入し好き放題しようとするハッカーと、それを阻止しようとするプログラマーの息詰まる戦いぶりは、そこらのサスペンス小説よりはるかに読み応えがありますが、何よりも「自分の情報やシステムを他者に盗まれ壊される怖さ」、この恐怖の前には、どんなホラー小説も色あせます。
ネット社会が孕む危険性を認識し、自らを守るためにも、あらゆる人に読んでもらいたいと思い、1票を投じます。 (2018/09/25) -
名作ハッカー小説の古典として世の中にもっと読まれる必要があると思います。GOOD!1
得にここに書かれているセキュリティに関するずぼらさをついたハッキングは現代にも通用するものがおおいです。
コンピュータを扱う人間なら一度は四でおいてほうがいい名著なので復刊を望みます。 (2013/01/28)
読後レビュー
NEWS
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2013/01/28
『カッコウはコンピュータに卵を産む』(クリフォード・ストール)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
海月