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興亡 電力をめぐる政治と経済




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得票数 4

著者 大谷健
出版社 産業能率短期大学出版部
ジャンル 専門書
登録日 2012/12/14
リクエストNo. 56654

リクエスト内容

日本の電力業は明治の創業以来、今日まで民営企業として営まれてきたことに特徴がある。
しかし、1939年から1951年までの、日本が戦争にのめりこんで遂に敗れるに至る時期は、電力の国家管理が実施されていた。数多の電力会社が競い合っていた日本の電力業は、大規模な発電事業は日本発送電、需用家に電力を小売りする配電事業は各地域ごとの配電会社という、国の強力な統制を受ける特殊会社へと、強制的にまとめられたのである。
ところが、敗戦後の電気事業再編成によってこの体制は解体され、現在の体制の基礎となる民有民営の9電力体制へと、またも大きな変化を遂げた。

本書は、この極めてドラスティックな変化を、「電力の鬼」と呼ばれた経営者・松永安左エ門をはじめ、国家管理を一度は実現した革新官僚達や、多くの実業家・政治家らの「興亡」を巧みにまとめた名作である。
日本発送電の成立から解体に至る流れを叙述した本としては、電力会社の電気事業史や日発の社史なども存在するが、あまりに浩瀚で参照しづらい憾みがある。多くの人に読みやすく、かつ事実関係を的確に押さえている点で、本書を超えるものは現在もないといえよう。
しかしそのためか、古書市場にはあまり出回らず、たまに出ても相当の高値であり、多くの人の目に触れる状況ではない。
電気事業のあり方が問われている現在、まさに広く読まれるべき本である。本書を通じて著者の大谷氏が述べる電気事業のあるべき姿へのメッセージは、震災と原発事故を経てなお一層、その重みを増していると思われる。

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投票コメント

全4件

  • 3.11後のエネルギー問題に関する議論の流れの中で、重要な示唆が含まれた書籍だと思う。古書価格がバカみたいに高いので、ぜひ普通の値段で買えるようになってほしい。
    ちなみに著者は私の父で、生前彼自身も「自信作」と認識していたようである。 (2015/09/17)
    GOOD!2
  • リクエスト内容に書いた通り、もともと電力の歴史を描いた本として優れたものであったにもかかわらず、入手困難な本でした。
    昨今の社会情勢を鑑みるに、本書の重要性は一層増していると痛感することが多く、このたび復刊をお願いしました。
    電気事業のあり方に関心のある皆様の投票を、心よりお願い申し上げます。 (2012/12/14)
    GOOD!1
  • 電力政策を勉強してみたいことから (2013/04/01)
    GOOD!0
  • 意義深い本だと思うので (2012/12/17)
    GOOD!0

読後レビュー

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NEWS

  • 2012/12/14
    『興亡 電力をめぐる政治と経済』(大谷健)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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