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著者 | 宮崎哲弥 |
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出版社 | PHP研究所 |
ジャンル | エンタメ |
ISBNコード | 9784569617336 |
登録日 | 2012/09/27 |
リクエストNo. | 56287 |
リクエスト内容
【目次】
「国を愛する」とはいかなることか。
現代日本人の愛国心の衰退を嘆じる向きがある。
憂国の士を自認する彼等は、学校や家庭が
もっと積極的に「国を愛する」意識を涵養すべきだと主張するが、
「こうした見解や提言が言い立てられること自体が
パトリオティズム(愛国主義)の不能性を明証している」
と著者は指摘する。だが同時に、「自分は日本人ではない」
「私は私」とのたまう恥知らずなコスモポリタン的言説に対しては、
「耳を傾けるに値しない」と手厳しい。
自身をラディカル・ブディストと規定する著者は、
仏教学者・松本史郎の論書を引きながら「本物の愛国心とは
『愛すまいと考えても、愛してしまうことをさけられない』ものだ」と喝破する。
そして説く。「私は否応なく日本を愛する。だからこそ日本を愛してはならない」と。
世間や共同体が強いてくる「道徳」でも
イデオロギー的な「正義」でもない、
クールな「倫理」で現代ニッポンを斬る気鋭の評論集。
【目次】
第1章 新しい世紀、新しい戦争
第2章 憂国の方程式
第3章 神の孤独な午後
第4章 非「教育」
第5章 されどメディアは行く
第6章 サブカルチャーの墓碑銘
終章 日本、愛さぬでもなし
投票コメント
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傑作評論集。 (2012/09/27)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2012/09/27
『憂国の方程式―日本、愛さぬでもなし』(宮崎哲弥)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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