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著者 | 安丸良夫 |
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出版社 | 洋泉社(洋泉社MC新書) |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784862482266 |
登録日 | 2012/09/27 |
リクエストNo. | 56279 |
リクエスト内容
【内容】
著者は、近代日本社会の基底にある
民衆の自立した精神史を明らかにするにあたり、
明治の啓蒙思想・自由民権思想・大正デモクラシーなどを
追求する手法をあえてとらなかった。
代わりに民衆宗教に注目したのである。なぜか。
宗教は国家権力から自立した原始的なかたちであり、
その精神にこそ、日本人が国家から自立する
ヒントが隠されているからである。
だからこそ、国家は民衆宗教を弾圧した。
国家が宣揚するナショナリズム(民族意識)に対抗する戦略は、
民衆宗教に内包されていることを本書は明らかにする。
【目次】
日本ナショナリズムの前夜―国体論・文明・民衆
天皇制下の民衆と宗教
出口王仁三郎の思想
民衆思想の展開
一揆記録の世界
戦後イデオロギー論
日本社会の「非宗教性」
柳田学と民衆運動
近代化日本の暗箱
投票コメント
全1件
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面白そう。 (2012/09/27)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2012/09/27
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