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著者 | 岩合日出子 |
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出版社 | 新潮社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784101198118 |
登録日 | 2012/09/07 |
リクエストNo. | 55996 |
リクエスト内容
内容(「BOOK」データベースより)
動物写真家の夫に同行し、アフリカのタンザニアに住んだ著者は、自然と戦い、教えられ、感動し、そして本書を著した。滞在したセレンゲティ国立公園は平原の真ん中、家はあるが電気はない、水もたまにしか出ない。でもキリンが庭に食事に来るし、マサイの人も物珍しさに覗きに来る―自然の摂理を柔らかな感受性で受けとめてゆく四歳の薫ちゃんの言葉がすばらしい、一年半の記録。
投票コメント
全2件
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動物写真家・岩合光昭さんの奥様が綴ったアフリカでの滞在記。GOOD!1
写真家としてアフリカの動物たちの魅力に情熱を燃やす夫とは対照的に、一家の生活を担う一人の主婦として冷静とも思える視線でアフリカの自然や人々を捉えている。
日本の便利で物の溢れた豊かな暮らしとのあまりの違いに、彼女は呆然と立ち尽くすこともしばしばなのだが、それに立ち向かう姿は普遍的な"女の強さ"を感じさせる。
そして一人娘の薫ちゃんの純粋なまなざし、はっとさせられる言葉の数々。
どんな場所でも人間が淡々と生活をこなしていくことが実は大変なことであり、素晴らしいことであるのを教えてくれる。繰り返し読むたびに元気と勇気が湧いてくる一冊である。 (2012/09/07) -
ドラマチックな世界にたたずむ家族の日常。良い本です。 (2012/11/15)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2012/09/07
『アフリカポレポレ』(岩合日出子)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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くにゃ