磯江毅 写実考 Gustavo ISOE’s Works 1974―2007

磯江毅 写実考 Gustavo ISOE’s Works 1974―2007

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得票数 15
著者 磯江毅
出版社 美術出版社
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784568103731
登録日 2012/08/05
リクエストNo. 55732
リクエスト内容
美術出版社HPより

1954年大阪生まれの磯江毅は、19歳で単身スペインに渡り、マドリードのプラド美術館の作品群、中でもドイツのアルブレヒト・デューラーやフランドル派のヴァン・デル・ウェイデンらの作品に魅了され、模写をし、また人体デッサンを学び、同時代のスペインのリアリズム絵画作家と共感し、以来、約30年間マドリードを拠点に制作活動を続けた。リアリズム絵画の伝統が色濃く残り、いまなお写実表現の新たな展開を見せるスペインで、「Gustavo ISOE」という名で活躍した。その精緻な質感表現と静寂に包まれた画面は、超絶技巧という言葉だけでは語りつくせない、絵画の本質的な問いかけを観るものに突きつける。

リアリティーとは何か──つねにそれを追い求めた彼の生涯は、画家としての円熟期にさしかかり、その最高を迎えたときに人生を全うした。53歳という早すぎる死は磯江にとって悲しいことであり、彼の絵を見るものにとっては大きな喪失だといえよう。

磯江毅が一貫して追い求めた独自の写実絵画、その精緻な表現のすべてを、彼が残した多くの作品(ほぼ全作品に近い)を通してヴィジュアルで紹介。
ほかに、磯江自身による写実絵画論とともに、生前交流のあった木下亮(昭和女子大教授、美術史家)をはじめ、マドリード・リアリズムの画家アントニオ・ロペス・ガルシア、マヌエル・フランケロらが磯江の世界について執筆。





磯江毅(いそえ・つよし)
1954年大阪生まれ。大阪市立工芸高等学校卒業後、74年スペインに渡り、アカデミア・ペーニャ、王立美術学校に学ぶ。以後マドリードに定住。78年以降、展覧会にて多くの賞を受賞。現代リアリズムの旗手としてヨーロッパ各地で高く評価される。83年以降、マドリードのヘレル画廊、レヴィ画廊、サラゴサのハロン画廊、東京の彩鳳堂画廊などで個展開催。91年「スペイン美術はいま―マドリード・リアリズムの輝き」展(高島屋<東京/大阪>、主催:朝日新聞社)でマドリード・リアリズムの画家として紹介され注目を集めた。98年以降東京藝術大学美術学部非常勤講師。2002年「写実・レアリスム絵画の現在」展に参加(奈良県立美術館)。第13回タカシマヤ文化基金タカシマヤ美術賞受賞。05年広島市立大学芸術学部教授に就任。07年9月23日逝去。

投票コメント (全15件)

以前日曜美術館で取り上げられた時、作風に惚れこみました。 展覧会は会場が遠くて行く事が出来ず、画集だけでも欲しいと思い探しましたが、絶版のため値段が高騰してます。 なにとぞ再販よろしくお願いします...

2015/02/13

とにかく素晴らしい。日本には写実の画家は現在も数多いるが、磯江毅ほどの品がある画家は滅多にいないと思う。私も図書館で何度も借りて眺めているが、やはり手元に置いておきたい。 アマゾンやヤフオクなどで、...

2014/07/28

復刊ドットコムの存在を今回初めて知りました。また本屋に並ぶだろうと思っていましたが絶版になっているとは露知らず。このサイトを知らないで欲しい方もまだまだいらっしゃると思います。再版をぜひともお願いしま...

2014/02/07

他の皆様もおっしゃるとおり、氏の本は高値で売られています。そのくらい価値のある書籍とは承知ですが、今現在、Amazonやヤフオクで売られている値の半分だも良いので復刊を希望しております。ホキ美術館開館...

2013/01/30

少し前に本屋さんで見かけて気にはなっていたのですが、最近NHKで礒江毅さんの特集をみてぜひ欲しいと思いました。 しかし、本屋さんにはもうなく、アマゾン、楽天をはじめとするさまざまなネットショップでは...

2012/08/05

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ニュース

2014/05/23
『磯江毅 写実考 Gustavo ISOE’s Works 1974―2007』が10票に到達しました。
2012/08/05
『磯江毅 写実考 Gustavo ISOE’s Works 1974―2007』(磯江毅)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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