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投票コメント
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本書は、他書には無い「本音」が満載の意欲作だと思います。その結果所謂「掛け値なしの名著」よりも却って判りやすかったりする面もあると思うのです。特に初版は遊び心がありつつ、それでいて隙の無い感じがいい感じです。あの時代の京都の著作に通底したグダグダ感というか。ランダウにはランダウの良さがあるように、ファインマンにはファインマンの良さがありますよね?本書はそういった意味で、どちらか選ぶとするならランダウよりはファインマン的に素敵な、そして同業者の白眼視を極度に恐れて雁字搦めに論理で縛り上げる風潮のある日本の数学者が書いたとは思えない、貴重な名著だと思います。もし「理解の仕方の多様性」を認めるのなら、高木杉浦のother sideとして後世に残したいものです。 (2014/02/02)GOOD!1
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この本はわかりやすく、書かれている範囲も広く、数学をちゃんと勉強したいと思ったなら、ぜひとも持っておくべきものです。これからの人がもう読めなくなるというのはもったいないことです。新版の方も悪くはありませんが、初版の方を手に入れる機会は残しておいてほしい。 (2013/07/17)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2012/08/01
『解析学序説(上・下) 初版』(一松信)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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