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著者 | 内井惣七 |
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出版社 | 講談社 |
ジャンル | エンタメ |
ISBNコード | 9784061489226 |
登録日 | 2012/06/28 |
リクエストNo. | 55559 |
リクエスト内容
出版社/著者からの内容紹介
初対面の相手と握手をした瞬間、どこから来たか、何者かを、ホームズは常に見抜いていた。快刀乱麻の洞察は、想像力を駆使した「成功の確率を高める」方法に支えられる。ホームズのめまぐるしく動く頭脳の内部へ誘い、真実解明への論理過程をあざやかに解きほぐす。
ホームズの推理はどんな推理か――多少とも論理学をかじった人なら、「ホームズの推理は帰納推理なのだ」といって満足してしまうかもしれない。しかし、演繹的推論でない推理をすべて十把ひとからげで「帰納推理」と名付けても、(1)の推理の本性が明らかになったわけではない。確かに、不確実な推理すべてを総称的に「帰納推理」と呼ぶことはあるが、19世紀においてさえ、「帰納」という語にはもっと正確な意味付けがおこなわれていたのである。後に詳しく述べるように、「帰納」という言葉は、実は、19世紀の科学方法論をみるときのひとつのキーワードなのである。それはともかく、ホームズの名人芸は、まさにこのような不確実で例外がありうるはずの推理を使いこなして、正しい結論にたどりつくところにある。――本書より
投票コメント
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うんうん (2012/06/28)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2012/06/28
『シャーロック・ホームズの推理学 (講談社現代新書)』(内井惣七)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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たたたか