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著者 | 小賦義一 |
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出版社 | 文芸社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784286029603 |
登録日 | 2011/12/03 |
リクエストNo. | 54262 |
リクエスト内容
2002年に発覚した松永太・緒方純子によって2家族7人が殺害された北九州監禁殺人事件に関する326ページの本。
作者は元長崎県警刑事部長の小賦義一。
目次は以下の通り。
・第一章 序章
・第二章 捜査
・第三章 裁判
・第四章 心的外傷
・第五章 事件の教訓
・第六章 国への提言
・おわりに
投票コメント
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元警察官から見た「北九州監禁殺人事件」。GOOD!1
「事件の概要」「捜査」「裁判」だけでなく、「事件関係者の生い立ち」「心的外傷」「事件の教訓」にも記述がある。
北九州監禁殺人事件は松永太が被害者の世間体につけこんで俗世間から孤立させ、虐待を通じて家族同士を反目させてマインドコントロールして、用済みとなった人間を家族同士で殺し合わせた日本犯罪史上稀に見る凶悪事件の被害者が特別に問題があったのだったのだろうか? 被害者には元警察官の男性がおり、彼は殺人に加担させた上に殺されたが、自分はあの事件のようなことにならないと言い切れるだろうかと不安になってしまう。この本には「事件の教訓」は34ページにわたり、警察官ならではの10の提言が書かれている。もし、同様の事件に巻き込まれないようにしたいと思うのであれば、このような本が復刻されてもっと広まってもいいのではないかと思う。 (2011/12/03)
読後レビュー
NEWS
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2011/12/03
『北九州連続殺人事件の教訓』(小賦義一)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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復刻正義