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著者 | 木村泰子 |
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出版社 | 世界文化社 |
ジャンル | 児童書・絵本 |
ISBNコード | 9784418938254 |
登録日 | 2011/06/19 |
リクエストNo. | 53551 |
リクエスト内容
雪が降る夜、迷った幼いもぐらが目にした光景は、鉄道のレールがオレンジの炎でゆらいでる幻想的なものでした。
どうして炎で燃えているなんて、わからないもぐら。
でも、とっても綺麗でまた今度見に行こうと思います。
が、春になり地上に出ると、炎はありません。
雪が降る冬になるのを心待ちにしますが、大きくなり家族をもち、忙しくなり見に行く事ができず、レールの炎のことを忘れて年月が経ちます。
冬のある日、おじいさんになったもぐらは幼い日に見たレールの炎の事を思い出します。「もう一度見に行こう。」と雪の降る夜に孫をつれて、一緒にレールを見に行きます。
雪が降る中、あのときと同じようにレールがオレンジ色に燃えているのを目にします。「本当になんてきれいなんだろう。」
そして、おじいさんもぐらは春に死んでしまいます。
孫のもぐらは、冬が来るたびにおじいさんのこと、オレンジ色のレールの事を思い出し、「きっといつかあの炎をみよう。」と思うのでした。
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読後レビュー
NEWS
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2011/06/19
『ゆきのひにレールはもえる』(木村泰子)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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とくまる