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著者 | カール・レーヴィット著 西尾幹二・滝内槙雄訳 |
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出版社 | 筑摩書房 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784480081513 |
登録日 | 2011/05/13 |
リクエストNo. | 53358 |
リクエスト内容
マルクス、ニーチェ、キルケゴールの同時代人であり、偉大な歴史の教師だったブルクハルトの史観を考察し、ヨーロッパ精神史への定位を試みる。
フランスの革命に始まり、今日の我々もその時代に生きている革命時代は、恐るべき新精神によって、あらゆる関係の「白紙化」を開始した。ブルクハルトはそこに近代の危機の根源を見、ヨーロッパの歴史の連続性を守護することを自己の歴史研究の使命とした。本書は歴史認識をめぐるニーチェとの対決から説きおこし、非政治的歴史家としてのブルクハルト像を浮き彫りにし、あわせて近代ヨーロッパ精神への定位を試みている。
(目次)
第1章 ブルクハルトとニーチェ
第2章 言葉、哲学、学問との関係
第3章 歴史に対するブルクハルトの姿勢に見られる人間的立場
第4章 非政治性へのブルクハルトの決意についての歴史的解釈
第5章 歴史の進行における危機的移行期
第6章 現代世界の歴史的考察から導かれたブルクハルトの古代後期の教え
(以上、筑摩書房ホームページより)
投票コメント
全1件
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倫理学、哲学史家として知られるレーヴィットの別の側面を覗くのに絶好の良著 (2019/03/19)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2011/05/13
『ヤーコプ・ブルクハルト(ちくま学芸文庫)』(カール・レーヴィット著 西尾幹二・滝内槙雄訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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