塚本妙子は、容姿に対してのコンプレックスから幼なじみで、自分を守ってくれた隣家の甲斐に対しての恋心も言い出せない。高校3年の1月。父の遠縁で妙子と同い年だと倉田雪乃が3月まで、という事で家に寄宿することになる。美しい容姿同様、性格も良い娘に思えた雪乃だったが、数々の不審な行動の末、妙子の母を殺害。父に罠を掛ける。家を追われそうになった妙子から、疑念をぶつけられるが「醜い人が、何を言っても周囲は信じない」と切り返した。失意の妙子は、トラックに飛び込もうとするが謎の医師、聖達彦に救出されるが、しばらく経って家に戻ると、妙子になりすました雪乃によって家は売却され、父は行方不明になっていた。聖の命令でパリ在住の邦人女性の元へ向かった妙子。そこで撮影に来ていた雪乃から、罵詈雑言を浴びせられ、ダイエットと復讐を誓う。