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著者 | 小川光三 |
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出版社 | 大和書房 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784479830030 |
登録日 | 2011/02/11 |
リクエストNo. | 52805 |
リクエスト内容
絶版になって久しい本書をネットの古本屋でようやく入手.幾つかの本で引用されてたのでワクワクしながらページをめくり,あっという間に読了.読んでいて感じたのは,光を常に念頭に置くと思われる写真家という職業の筆者でなければ中々思いつかないと思う太陽の道という発想と地元という土地の利を生かしたフィールドワークの重要性,そして今の日本人の感覚・価値観・空間スケールなどで考えることの危険性.本書の内容については今日では色々と指摘がなされ必ずしも書かれていることの全てが真実ではないのかもしれませんが,大きく啓発されることの多い一冊でした.当時は巻向遺跡の発掘は進んでおらず,その重要性は明らかでなかったようですが,当時一部発掘されていた部分についての言及があるのも興味深い.増補改訂して復刊して欲しい一冊です.
読後レビュー
全1件
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日本のレイ・ライン
神社をはじめとする様々な信仰の地が持つ、共通の「場」には、単なる祭祀の場所としての側面以上に意味があると、改めて認識させていただきました。
さて、神とは… (2014/09/03)
NEWS
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2011/02/11
『大和の原像』(小川光三)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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タカオ