14 票
著者 | 殊能将之 |
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出版社 | 講談社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784062739368 |
登録日 | 2010/11/26 |
リクエストNo. | 52047 |
リクエスト内容
九世紀の天台僧・円載にまつわる唐の秘法の宝探しを依頼された探偵・石動は助手のアントニオと共に福岡へと向かう。その福岡県では時を同じくして、一つの指紋も残されていない部屋で身元不明の死体が発見されていた。
無関係に見える二つの事柄の背後には、闇の組織と暗躍とそれを阻止しようとする組織と、二つの大きな力の戦いがあった……。
投票コメント
全14件
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「ハサミ男」で鮮烈なデビューを果たし、「美濃牛」でそのミステリ界における存在を確かにした著者の第3作目が、この「黒い仏」になります。「ハサミ男」は講談社ノベルス、文庫ともに講談社BOOK倶楽部にて取り扱われており入手可能ですが、「美濃牛」「黒い仏」に関しては、新品を正規の値段で入手することは困難です。GOOD!2
そして「黒い仏」に続く「鏡の中は日曜日」「樒/榁」「キマイラの新しい城」ですが、現在文庫あるいはノベルスが、講談社BOOK倶楽部にて取り扱われています。
つまり、現在、殊能将之氏の作品全てを、新品かつ正規の値段で購入することはできません。
殊能将之氏は寡作で知られており、発表した作品自体は確かに少ないかもしれません。けれど、今なお多くのファンがその次作を待ち望んでいることからも、氏が本格ミステリの世界に与えた影響を知ることができると思います。
今後、最も入手が簡単で、著者の代表作でもある「ハサミ男」を読んで殊能将之を気に入り、次の作品を読もうとした読者がきっと現れます。読みたい本を手に入れることができないという状況は非常に辛く、苦しいものです。
ぜひ復刊をお願いいたします。 (2012/01/04) -
近年X(旧Twitter)で結構話題になっており、これを復刊しない手はないと思い投票。名作(迷作)なので多くの人に読んでほしい。 (2023/11/04)GOOD!0
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ハサミ男は、かなり流通してますが、その他の作品がほとんど手に入らないので。 (2023/08/18)GOOD!0
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この本が絶版になっているのはあまりにも惜しいので (2022/12/29)GOOD!0
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図書館で拝読し、このシリーズが大変良かったため、電子だけではなく手元に置いておきたいです。 (2021/04/21)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2019/09/07
『黒い仏』が10票に到達しました。 -
2010/11/26
『黒い仏』(殊能将之)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
うら