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著者 | 中上健次 |
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出版社 | 新潮社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784101274034 |
登録日 | 2010/07/23 |
リクエストNo. | 50914 |
リクエスト内容
腹違いの弟を殺害した罪により、大阪で服役していた竹原秋幸が、三年ぶりに故郷に帰ってきた。しかし、その紀州・熊野の地にも都市化の波が押し寄せ、彼が生まれ育った「路地」は実父・浜村竜造の暗躍で消滅していた―。
父と子の対立と共生を軸に、血の宿命と土地の呪縛が織りなす物語を重層的な文体で描く、著者渾身の力作。『枯木灘』『鳳仙花』に続く紀州神話の最高到達点。文庫版解説・柄谷行人。
(「BOOK」データベースより)
投票コメント
全5件
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「枯木灘」「鳳仙花」とセットで読みたい中上文学の真骨頂。昔読んで、壮大で骨太の内容・文体に目眩がするほどだった。当時よりは少しは読解力もついたと思われるので再読したい。 (2018/10/02)GOOD!0
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この代表作が読めないというのは、今の時代、中上健次は必要とされていないのか? (2014/12/03)GOOD!0
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戦後文学の一つの傑作GOOD!0
なぜ絶版なのか、余りにも不可解 (2011/06/24) -
三部作通して読みたい (2011/04/07)GOOD!0
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間違いなく中上健次の代表作の一つなのに、何故こんなに長い間絶版の状態が続いているのか。小学館文庫版でなく、中上の盟友・柄谷行人の解説が付いている新潮文庫版の復刊を希望する。 (2010/07/23)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2010/07/23
『地の果て 至上の時』(中上健次)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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eve