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著者 | マーガレット・ドラブル |
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出版社 | 新潮社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784105055028 |
登録日 | 2009/12/18 |
リクエストNo. | 48987 |
リクエスト内容
マーガレット・ドラブルは一見突飛な行動をとる主人公ローズの性格や生き方を彼女の理解者となるサイモンを配置したことで見事に読者に提示し、それについて考えさせるのに成功している。結婚して子供を持つという共通の経験があったからなのかも知れないが、貧富というテーマも加わって、泥水に浸かっているような主人公たちの話が興味深く読むことが出来た。なんとなくオーウェルの作品を思い浮かべていたら、本当に登場してびっくりした。サイモンはドラブルの(私の)理想の男性像と言えるかもしれない。
投票コメント
全1件
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古い本かもしれませんが、恋愛、結婚、出産、育児という女性の生き方がドラブルの作品では取り上げられていて、これは時代が変わっても古びないテーマだと思います。ジェーン・オースティンに並び称されても良いくらいなのでは…と個人的には思っています。 (2009/12/18)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2009/12/18
『針の眼』(マーガレット・ドラブル)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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ティティ