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著者 | デボラタネン(著)田丸 美寿々・金子 一雄(訳) |
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出版社 | 講談社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784062106214 |
登録日 | 2009/07/30 |
リクエストNo. | 47487 |
リクエスト内容
アメリカの社会言語学者タネン教授が“働く男女と、組織のために”贈った本書は、男女の会話スタイルの違いを分析して、職場での無駄なストレスを解消するのが狙い。「なぜ、男はけんか腰で話すのか?」「なぜ、女は遠まわしな表現をするのか?」「なぜ、女はしょっちゅう謝るのか?」など、オフィスで飛び交う会話への素朴な疑問を見事にさばいていく。
社会言語学的観点から見ると、幼いころから「序列社会」を作る男性は、上に立つには自分の優秀性を仲間に誇示しなくてはならない。一方、横並びが原則の「非序列社会」に住む女性は、自慢話やストレートな物言いを嫌う、という。しかし、男の話し方が主流のビジネスの世界では、女性の会話スタイルはマイナスに働きかねない。実際に、ストレートな言い方をする女性は、「果断なリーダー」とは呼ばれず、「猛女」のレッテルを貼られてしまう。しかし女性のソフトな物腰は、職業人・上司としての自信や能力を問われかねないのも事実、という。
けっきょく行き着くのは、互いの違いを認めた上での「柔軟」なスタイル。「女と男が、恋愛や結婚だけでなく仕事においても、真によきパートナーとなる日がくること」を願うのは、著者だけではないだろう。(松本肇子)
投票コメント
全1件
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男女の会話スタイルに考察の焦点をあてた貴重な文献。GOOD!0
ぜひ、復刊を期待したい。 (2009/07/30)
読後レビュー
NEWS
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2009/07/30
『どうして男は、そんな言い方 なんで女は、あんな話し方』(デボラタネン(著)田丸 美寿々・金子 一雄(訳))の復刊リクエスト受付を開始しました。
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かなや