3 票
著者 | 小林 篤 |
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出版社 | 草思社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784794210234 |
登録日 | 2009/06/14 |
リクエストNo. | 47012 |
リクエスト内容
1990年栃木県足利で発生した幼女殺害事件で、DNA鑑定が決め手となり無期懲役とされた幼稚園バス運転手。
公判の途中から無実を訴えた彼は無期懲役となったが冤罪を訴え続けている。
導入されたばかりのDNA鑑定、辻褄の合わない供述、犯人であることを前提とした精神鑑定等、多くの疑問をはらんだ捜査・裁判。
男は本当に真犯人なのか。
6年以上にわたった精緻な取材と検証で、事件の真相に迫る。
投票コメント
全3件
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足利事件、警察のむりやり犯人を作り上げる怖さ。GOOD!1
そればかりではなく、
この本を読むと、この国の裁判官がいかに常識とかけはなれているか、
それがわかる。
そして、そんな裁判官はこの事件の担当者だけではない。
裁判員制度に反対する人は多いが、現在の裁判官にまかせておいてよいのか、
この本を読んで考えてほしい。 (2009/06/26) -
警察の強引な捜査、導入されたばかりの不確定なDNA鑑定。GOOD!1
冤罪を叫び続けてようやく認められた再鑑定により犯人のDNAとの不一致が判明し、先ごろ17年ぶりに釈放された菅家利和さん。
晴れて釈放されても、失われた年月は戻らないし、真犯人は今も逮捕されていない。
どのようにしてこの冤罪事件は作り上げられたのか。
このような冤罪事件を二度となくすためにも、この本ができるだけ多くの人に読まれること望みます。 (2009/06/14) -
平成21年7月6日発売週刊現代の日垣隆氏のコラムを読んだ事から、この本の存在に辿り着きました。GOOD!0
今だからこそ、読まなければならない本です。 (2009/07/07)
読後レビュー
NEWS
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2009/06/14
『幼稚園バス運転手は幼女を殺したか』(小林 篤)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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eggman