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ふたつの生命

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日本は未だ脳死論議が活発に行われている頃の実話です。心肺移植の手術実現を待ち続けた日本の若い女性と、同様の境遇にあったアメリカ人女性との心の交流を中心に後藤正治独特の表現で描いています。

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rolland

ちょうど自分が悩んでいる頃、この本の基になる記事を親友に教えてもらい感動しました。後藤正治独特の視点がとても好きで、「ふたつの生命」以後、ほとんどの本は読んでます。失敗してもまた立ち上がる、敗北しても過程が人生にとっては大切なのだという、作者自身の人生観も滲み出ています。「ふたつの生命」は、後藤正治作品の中でも秀逸なものだと思っています。 (2009/03/26)
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