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著者 | 青木直人 |
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出版社 | 宝島社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784796659093 |
登録日 | 2009/01/23 |
リクエストNo. | 45385 |
リクエスト内容
7割は青木直人氏の記事が占める。青木直人氏渾身の一冊。
2008年に廃止が決定している対中ODAが、「我らが安倍政権」で復活する。その筋書きが第5章でトレースされている。多国籍企業化した財界の利益と国益の対立が、特に東アジアにおいては今後もますます先鋭化していくとの指摘は重要である。
本書には、「北京五輪を支援する議員の会」の全メンバーリスト、 「アジア開発銀行」「世界銀行」対中援助最新リストなど初公開資料も多数掲載されている。
拉致問題に関心を持つ私にとっては、昨年から何度か救う会、家族会が訪中していることが気になっていた。何のために、何故訪中しているのか。その謎を解く鍵も本書にある。その訪中が成果をもたらすことはない。
この本は恐らく一般のメディアで詳しく紹介されることはないだろう。多方面に都合の悪い事実が多く書かれすぎている。それだけ「中国の黒いワナ」が張り巡らされているということであるのだが。
投票コメント
全1件
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中国に対するODA利権に群がる政治家や企業によって日本の対中国政策はゆがめられています。GOOD!1
中国は国内に9億人もの極貧農家を抱えるほかにも、貧しい人々が多く裕福なのは極一部です。
そうした中で、目を背けるために対日政策も腹黒く注意する必要がありますが、日本国内にもこうした問題が有ります。
是非とも日本国一般国民が注意する必要があり、世論を買えていく必要があります。 (2009/01/23)
読後レビュー
NEWS
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2009/01/23
『中国の黒いワナ』(青木直人)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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松