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著者 | 岡野弘彦 |
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出版社 | 講談社(講談社学術文庫) |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784061589339 |
登録日 | 2009/01/09 |
リクエストNo. | 45215 |
リクエスト内容
【内容】
日本人は激しい戦いの後には長い歳月をかけて、
死者への手向けや鎮めの歌をこまやかに歌いあげてきた。
短歌は本来、祈りの声である。
今、豊かな現代であればこそ、
祈りと悲しみの歌が歌われなければならぬ悲歌の時代といえよう。
ヤマトタケルの悲歌や海上漂泊、戦中戦後の歌など、
日本人の心と密接にからみ合った
1300年の短歌の伝統の中に脈うつ悲歌の系譜を辿り、
日本人の死生観をも展望する。
【目次】
1 悲歌の時代
2 ヤマトタケルの悲歌とその展開
3 「遊び」の歌の系譜
4 旅中の死とその鎮めの歌
5 海上漂泊の歌
6 愛の誓いと破綻
7 桜に托する祈り
8 病む者の歌
9 貧窮の中の歌
10 戦う者の悲歌
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読後レビュー
NEWS
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2009/01/09
『悲歌の時代―祈りと悲しみの歌』(岡野弘彦)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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