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著者 | 保田與重郎 |
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出版社 | 新学社(保田與重郎文庫) |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784786800375 |
登録日 | 2009/01/02 |
リクエストNo. | 45089 |
リクエスト内容
【内容】
戦後、故郷桜井で農に従事したあと、
同人誌「祖国」を創刊して殆ど唯一の文章発表の場としてきた保田は、
昭和三十三年暮に、京都鳴滝の地に移り住んだ。
橋川文三の「日本浪曼派批判序説」が公刊され、
保田与重郎という存在を黙殺無視していいものではない、
という空気がジャーナリズムに萌し始めた頃である。
「新潮」で本書の連載が開始されたのは昭和三十八年二月号、
翌年十月に一本として上梓された。
文学史的な言い方をすれば、
戦後文壇に再登場を果した記念すべき出版だった。
その内容は、戦後的世相や思考の外に生きる有名無名の人士を懐しみ、
その人生と命の在り様に讃嘆感謝の念を惜しまぬ文章から成っている。
保田が悦び、信をおいた人たちの列伝に託して、
人間の生成に思いを致した本書は、
愛惜の情あふるる畸人伝と言えよう。
【目次】
序 「月夜の美観」について 涙河の弁
1 狂言綺語の論
2 置みやげ擬作の説
3 大師匠殺身成仁弁
4 修身の教へ
5 歴史の流れの底に
6 紅葉のいそぎ
7 さまざまな歴史家たち
8 行道有福観
9 われらが愛国運動
10 われらが平和運動
番外 天道好還の理 並育並行の理
投票コメント
全1件
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やっぱ奇人は愛さないと。 (2009/01/02)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2009/01/02
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