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著者 | 桶谷秀昭 |
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出版社 | 講談社(講談社学術文庫) |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784061592612 |
登録日 | 2008/12/24 |
リクエストNo. | 45012 |
リクエスト内容
【内容】
近代日本の文明開化を徹底批判し、
戦後は好戦的文士として公職追放を受けた保田与重郎。
著者は、厖大な資料を駆使して、
保田の戦時中の歩みだけでなく、
戦後三十数年に及ぶ思想の一貫性を確認。
戦時下の保田があれだけ若者を魅きつけたのは、
日本主義や好戦思想のためではなく、
「死」を真に意味づけうるものが、
その真摯な思索の中にあったからだと説く。
復古派文人・保田与重郎の批評精神の軌跡。
【目次】
1 偉大なる敗北の歌―戦前
戦後の受難
『やぽん・まるち』
ロマン的イロニイとレアリズムの意識 ほか
2 紙なければ、空にも書かん―戦後
敗戦期
永遠の日本の暮し
絶対平和論 ほか
【著者】
1932年東京生まれ。
1955年、一橋大学社会学部卒。
1960年頃より文藝批評を書き始める。
1978年に『ドストエフスキイ』で平林たい子文学賞、
1983年に『保田與重郎』で藝術選奨文部大臣賞、
1992年に『昭和精神史』で毎日出版文化賞、
1995年に『伊藤整』で伊藤整文学賞を受賞。
著作は、ほかに『天心 鑑三 荷風』『北村透谷』『中野重治』
『二葉亭四迷と明治日本』などがある。現在、東洋大学教授。
投票コメント
全1件
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参考にしたい。 (2008/12/24)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2008/12/24
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